R02/06/24 |
エコビレッジ推進課 環境政策係 |
平素は、市の環境行政にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。 御手洗川の異臭通報が発端となり、5/7,5/8に現地確認を行い、養鶏場から排出される汚水が治山用谷止堤に流出していることが判明しましたが、堤には土砂と汚水が混在して汚泥となって堆積しているため、除去対応については、今後話し合いの場が必要と感じております。 改善できることとして、養鶏場の汚水は敷地内の貯留槽を経由して、排水されているため、早急に貯留槽内の汚泥除去を行い、その機能役割を果たすように、県・市から指示し、6月16日(火)に除去作業が行われました。 堤は昭和56年に完成しており、40年近く経過しています。その間、土砂の自然堆積もあり、汚水との分量割合はわからない状況です。現在の養鶏事業者は平成25年3月に承継していますので、汚泥除去の全責任を負う理由はないと思われますが、このまま放置することはできませんので、事業者、県、市(当時の協定書の関係者)等の関係者で包括的に進めるために、検討する場を設けることを、関係者で意思統一を図りました。また、現協定書は50年前の関係者のままであり、効力がないことから、現在の事業所と協定書を交わしたい安居地区の要望に沿い、事業者との連絡調整は市が行い、その準備に取り掛かっています。 河川の汚染状況については、通常行っている河川の採水場所を変更して、上流部で採水を行い検査し、川の状況を確認する手続きを行いましたので、結果がわかり次第報告させていただきます。 環境悪化や、災害時の想定など、不安な事項につきましては、関係者間で連絡を取り合いながら、課題解決に向かって進めていきたいと思いますので、ご理解のほどよろしくお願いします。
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