R07/09/08 |
エコビレッジ推進課 ゼロカーボン推進係 |
本市では、エコビレッジ構想のもと、地域資源の活用による持続可能なまちづくりを推進しています。なかでも、木質バイオマスの利活用は、地域の森林資源を循環させる重要な取り組みの一つであり、平成29年に締結した安定取引協定書に基づき、「なんとペレット」の利用促進に努めてきました。 一方で、本市の人口減少や財政規模の縮小といった社会動態を考えると、公共施設の適正な保有量を維持しつつ、新たな設備投資を行うには慎重な検討が必要となっています。このような状況を踏まえ、温浴施設などへのペレットボイラー新規導入については、まずは既存施設の安定稼働を最優先とさせていただきたいことをご理解いただきますようお願いします。 また、エコビレッジ構想では、民間施設への木質ペレットボイラーの導入・普及も重要な取り組みであると位置づけています。地域で木質バイオマスを活かしたエネルギーの地産地消を広げていくことが、安定的かつ継続性のある事業につながると考えています。 本市としては、いただいたご要望を真摯に受け止め、民間の農業施設や温浴施設などへのペレットボイラー導入についての可能性、併せて国の補助制度の活用の可否についても調査し、生産能力に見合った供給量となるよう努めていきます。 つきましては、貴組合におかれましても、安定した市内原木の確保とともに、木質ペレットボイラーの民間施設への普及促進に向けて、引き続きご理解とご協力いただきますようお願いします。
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