R03/04/22 |
総務課 防災危機管理係 |
現在の南砺市地域防災計画では、市内の避難所利用が可能な施設を地域づくり協議会区域ごとに記載しております。平成31年3月に国の「避難勧告等に関するガイドライン」が改定され、住民は「自らの命は自らが守る」意識を持ち、自らの判断で避難行動をとるとの方針が示されました。 ご要望では、避難行動の流れや確保すべき防災資機材などの明確化のご要望と考えています。 令和2年5月の地域づくり協議会総会において、地域防災計画の避難所について、災害種別ごとの耐震性や浸水区域、土砂災害区域等の危険性を示した資料と、避難行動において「自らの命を自らが守る」一次避難、生活基盤を失った避難者の二次避難の流れをお示ししました。 実際の緊急避難行動では公共施設の指定避難所を適時に開設することが難しいことや、すべての種別の災害に適応していない状況もあり、 一次避難は、各自治会の公民館又は個人宅等であっても命を守る行動をお願いしております。 関連して安否確認や被災者の取りまとめに関して、各自治会の行政推進委員や自主防災組織(地域づくり協議会)の皆様の連絡体制をお願いしております。 今後は、この一次避難場所(仮称:地区避難所)の選定に関して、地域だけで選択することが難しいとのご相談も多いことから、これまで配布済のハザードマップや道路状況を考慮して、地域または地区ごと要請があれば支援進めます。同様に災害弱者に対する自主防災組織のお取り組みについて、関係団体との連携の在り方について、地域の実情に応じた対策の検討を支援いたします。 市の災害備蓄品の配備状況や自主防災組織で保有いただきたい資機材、購入補助金制度などについて、わかりやすい資料の策定を進めます。
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