南砺市
市民要望
受付年度 H26年度
枝番 H26-069-005
地域 南砺市
要望概要
件名 (3)避難所開設に伴う連絡体制について
 平成26年10月13日台風19号が市に接近した際に、市内一部地域に避難準備情報が発令された。しかし、どのような地域にどのような基準に基づいて発令されたのか、どこまで情報が伝わっていたのかが市民からみるとわかりにくく、市民がどのような動きをすればいいのか理解されなかった。
また、避難所の開設についても、誰がどのように取組むのかが周知されていないほか、実際に設置される場合において、市の体制にも限界があることが想定される。
このことから、災害の発生が予測されるときの市民の行動や地域の取組みについて検討され、新たにマニュアル化されたものを示されるとともに周知されたい。
提出者名 南砺市自治振興会連合会
提出書類 要望書 (PDF形式 : 468KB)
地内
路線/河川名
主担当 総務課 防災危機管理係
市以外での対応

 

対応状況
担当 連絡先 概算事業費 対応状況
総務課 防災危機管理係 対応完了

 

対応履歴
対応日 担当 内容 添付文書
H26/11/05 市民協働課 要望を受け付けました。
H26/11/25 総務課 防災危機管理係 先月13日の台風19号の接近の際には、台風の最接近が真夜中になる予測であったことから、特に高齢者等の避難行動要支援者等に早めの避難を呼びかけることとし、さらに孤立の恐れのある集落やそれを含む地域に限定して避難準備情報を発令することといたしました。
対象地域の行政センターには避難所の確保について事前に調整を図り、該当の全自治会長へ避難準備の連絡を行いました。また、併せて全ての行政センターでは職員を待機させ、夜半の台風接近に備えることといたしました。
避難所については、今回地域を限定したことから市の職員を中心として開設することとし、毛布や飲料水等の備蓄品の手配も行ったところですが、大規模災害時には、自主防災会等の自主的な運営と市民自らの備えが必須であると考えております。
 災害時の市民の行動や地域の取り組みについては、自主防災マニュアルを今年度中に、市民向けの「防災のしおり」は来年度中に新たなものを作成し配布したいと考えており、併せて市民への周知を図りたいと考えています。
何より大切なことは、各地域において自主防災組織を中心として防災意識を高め、「自分たちの生命は自分たちで守る」ために、日頃から備えて頂くことをお願いしたいと考えております。自治振興会長のみなさんのご協力をお願いいたします。

R03/05/18 総務課 防災危機管理係  当時の避難準備情報の発令判断や情報伝達、避難所設営、市の関係機関の対応は先の回答のとおりでした。全国的な大規模災害の発生により平成31年3月に国の「避難勧告等に関するガイドライン」が改定され、住民は「自らの命は自らが守る」、そのためには気象情報や市町村の警戒情報、危険度分布(ハザードマップ)に基づく「自らの避難判断」で「最善の安全確保行動」をとることが重要とされています。国の防災情報や市町村の情報把握による警戒・避難情報が適時に発出できるとは限らないことをご理解いただきますようお願いいたします。
 令和2年度の地域づくり協議会(自主防災組織)総会において、「南砺市と地域づくり協議会(自主防災組織)との避難行動連携要領」を共有させていただきました。今後も市民の皆様の避難行動が判断しやすい環境整備や市の防災体制の充実に努めてまいりますので、連携協力強化についてご理解とご協力をお願いします。


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