南砺市
市民要望
受付年度 H28年度
枝番 H28-069-001
地域 福光
要望概要  能美地区は昭和30年代に豪雪による大規模な地滑りが発生、その影響は能美・土山両地区におよび農地は壊滅的な被害を受けました。
 市役所(当時福光町)のご尽力により、添付の「福光町能美地たり地内確定図」のとおり災害復旧していただきました。一方で、農地の災害復旧が至上命題であったこともあり、地籍に関しては地滑り前のままとなっております。
 現在、農地所有者の高齢化が進み、農地管理が行き届かず、災害復旧いただいた範囲の約半分を中山間地助成事業により維持管理しておりますが、残り半分は管理されず放置状態となっている他.相続や所有権移転などの法的な手続きを進めようとすると不都合が生じるようになってきております。
 現状の状態で放置した場合、孫子の代に影響がおよぶことになり困惑の極みでございます。確定図を作成した長老が存命中に何とかこの問題を解決したく、先ずは「地籍調査」の実施を伏して要望申し上げます。
件名 南砺市能美地区における「地籍調査」に関する要望書
提出者名 能美自治会
土山自治会
提出書類 要望書 (PDF形式 : 1,515KB)
地内
路線/河川名
主担当 道路整備課 都市計画・用地係
市以外での対応

 

対応状況
担当 連絡先 概算事業費 対応状況
道路整備課 都市計画・用地係 現場確認済

 

対応履歴
対応日 担当 内容 添付文書
H28/11/22 南砺で暮らしません課 要望を受け付けました。
H28/12/08 農林課 地籍調査係 地籍調査は、一筆ごとの土地の所有者、地番、地目、境界、面積を調査し、その結果を地籍簿と地籍図にまとめる作業です。境界の調査は原則として土地権利者が立ち会うので隣接地との境界が明らかになります。土地の形状や位置関係は法務局の公図を基に調べます。
 要望のあった地区は、昭和30年代に発生した地すべりにより、農地災害復旧が行われており、法務局の公図と土地位置、境界、用途等が現在の地形と大きくかけ離れています。このままの公図の状態では、地籍調査を行うことはできません。地図混乱地域の指定を受けて法務局地図を閉鎖したのち、地籍調査を実施する方法があります。そのためには、農地災害復旧を行った当時なぜ要望地範囲の換地が工事と平行して実施されなかったのか、当時誰が換地をすべきであり、それをこれまで完了できなかったのか経緯を事前に調べる必要があります。また、農地災害復旧地区範囲の法務局公図及び登記簿の土地所有者全ての印鑑証明書付の承諾、申請が必要です。

能美地区農地災害復旧地区


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